先日コロナ禍の中でムスコの卒園式がありました。
当初緊急事態宣言が解除される見込みで、保護者2名参加(妹・弟も出席可)という話だったんですが、宣言が延長されたので急遽直前になって保護者1名参加のみになってしまいました。保護者同士の間を1.5メートル以上取る(ソーシャルディスタンス)のが難しいとのことで、どうしても1名のみで…とのことでした。
そんな折、保護者の1人が「だったらライブ配信をやらせてもらえないでしょうか?」と園側にかけあってくれたのが今回の記事の始まりです。
この記事では保育園の卒園式でライブ配信を保護者主体で一週間で準備を行うのはとても難しく、最終的に断念したということを書いています。
出された条件は①年長組の全員の保護者から配信の了承を得る、②SNSで配信しない、③年長の保護者のみが観られるようにするという3つでした。
小規模な保育園だったこともあり、①年長組の全員からのOKはすぐに出ました。
③についても、今回来られなかった親だけが観られるようにするという約束を決めればうまくいきそうな気がしていました。
そのため、②の配信方法について、調べて行ったのです。
ここで立ちはだかる受信側のリテラシー問題。。
ほとんどのご家庭はママさんが出席するとのことだったので、パパさんが配信を見ることになってました。で、このご時世なので大体はオンライン会議ツールは使った事があるだろうと思っていたんです。
が、あるご家庭ではパパさんは当日仕事のため同居の祖父母が見るということで、それだと難しい操作を覚えてもらうのは難しいのではという話になりました。
色々と検討をしましたが、結局準備が間に合わないということで断念することになりました。
漫画の中に書いてないですが、機材の問題も結構大きくて。
全体を撮影できるような大型の三脚を持っているご家庭がなかったんですよね…。
色々と検討してみてわかったのが、ライブ配信には段取りや機材について事前に念入りな準備が必要ということでした。
仕事のある保護者が保育園に行って諸々の準備をするのは、詳しい人がいたとしても難しい部分はありますし、詳しい人がいなかったら不可能に近いように思います。。
業者に頼む場合は、最安値で10万円くらい。
息子の通う園は一学年10人程度なのでちょっとそのお金の捻出は難しかったのですが、4~50人いる園であれば保護者会費から出せない額ではないかなと思いました。
最終的に、私たちは保護者の中で式全体を撮影する人を一人決め、撮影したデータをUSBで保護者に共有する…という形で落ち着きました。
早いところ新型コロナウイルスの感染症が落ち着くことを祈るばかりですが、もし来年も続いていた時に、誰かのお役に立てればと思いこちらの記事を残します。
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